50代の仕事探しサポート|失敗しないための情報ガイド

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50代、仕事探しの心得

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1.50代は転職市場でどんな存在なのか

 20年近い不景気が続いた日本では、業績不振に悩む企業のリストラ候補と言えば、給料の高い50代でした。ですが、経済政策担当相が2014年1月に提出した月例報告書によると、日本の景気は緩やかに回復傾向にあるようです。そうした状況をいち早く察した企業は、すでにグローバル展開や新規事業の検討など、将来への投資を始めています。ですが、人材をギリギリまで絞り込んだ企業の中に、欲しい分野の専門スキルを持っているひとがいないことが多く、そのピンポイントを補ってくれる50代も含めたミドル世代を、積極採用するところが増えているのです。

 これから仕事探しをしようと思う50代には、とても明るい話題ですよね。ですが、自分の希望条件に合った仕事探しをしようと思うと、予想外に苦戦する方が多いのです。そこで、50代の仕事探しの心得について、ここにまとめてみたいと思います。

2.50代までに体得されている強みとは?

 長い方ならビジネスマンとして30年以上のキャリアを持つ50代は、それより若い年代にはない、さまざまなスキルを体得しているものです。

・専門スキルに裏打ちされたプロフェショナルさ
・会社全体を見られる広い視野
・経験に基づく素早く的確な判断力
・健康を含めた自己管理力

 ビジネスマンとしてある程度の実績を積んできた方には、こうした能力が身についているものです。つまり、企業にとって50代の最大の強みは、すでに社会人として完成されており、育成の必要が一切ないことなのです。むしろ、これまでのキャリアで築いたノウハウを駆使して、中間管理職やそれ以下の若手社員を指導・育成・教育できることができれば、仕事探しに苦労することはないのです。

 50代で仕事探しをしているひとの中には、これまで職位がついたことがない方もいるかもしれません。ですが、マネジメントやコーチングは、職位があるから行うことではなく、日常の中で後輩に仕事を教えたり、組織の輪を保てるように調整をしたり、上司と同僚の間に入って便宜をはかるという形で、経験しているものです。自分の職務経歴書を作成する際、仕事の実績だけでなく、成果を出すために会社の中でどんな役割を担い、どう感じていたかを一緒に書き出すと、自分だけの強みを見つける参考になるはずです。ぜひ、実践してみてください。

3.50代を採用したい企業の意図

 では、企業は比較的人件費が高い50代を、なぜ採用しようとするのでしょうか。それは、いま企業が求める分野に足りない要素を、すぐに補ってくれることを期待しているからです。また、成果に直結する専門スキルを持っているだけでなく、人材教育を行うことも、当然のように求められます。つまり、仕事探しのうえで大事なポイントになるのは、自分がオーソリティーである分野の求人情報を、一つでも多く見つけることができるかどうかなのです。業界あるいは職種についての専門的な知識や技術、さまざまなノウハウ、最新の市場動向について、精通していることは当然とみなされます。

 また、そのレベルも、会社の経営者と同等のものが求められます。企業は50代の中途採用者には、経営的視点に立ち、組織やシステムを抜本的に変革しながら、安定した経営基盤をつくれるよう、社内で働きかけてほしいと考えているところがほとんどです。経営陣の目指すものを理解し、それを現場の社員に浸透させ、成果をあげていくためには、利害交渉能力や変革推進能力、コーチング能力、問題解決能力など、高度な能力が必要です。そうした企業側の思惑を理解し、自分に何ができるのかをしっかりプレゼンできれば、希望の仕事に就くことは夢ではないのです。

4.転職サイトの活用の仕方で成果が変わる!

 転職サイトと聞くと、若者の情報ばかりが集まっていると勘違いしているミドル世代も少なくないようです。ですが、現在の再就職活動の基本は、ハローワーク通いでも、新聞の求人欄チェックでもなく、転職サイトに登録することです。そしてこの転職サイトも、登録後にどのように活用するかで、成果がまったく違ってきます。

 転職サイトには、自分の経歴を登録し、興味を持った企業からの連絡を待つ「スカウトサービス」があります。希望条件を登録しておくと、マッチする新着情報が毎週送られてきますが、多くの応募者の中から書類選考を通過するより、企業からのオファーに応える方が、採用の確率が高くなるのは言うまでもありません。中には中高年を対象にした求人を集めたコンテンツを用意していたり、ハイクラスやエグゼクティブな求人を専門に扱うものもあります。

 人材紹介をメインに、非公開求人や独占求人を多く扱う、転職エージェントと連動しているサイトを選べば、そこから問い合わせがくるケースも少なくないのです。一つでも多くの転職サイトに登録し、一つでも多くの求人情報を手に入れることが、50代の仕事探しの明暗を分けます。手間を惜しまず、登録してみましょう。

5.企業側の視点に立った自己PRをしよう

 50代で納得のできる仕事探しがしたいなら、自分の条件に固執するのをやめることから始めてください。新しい職場にいくことで年収が下がったり、年下の部下ができることは、いまや珍しいことではありません。
過去の実績にとらわれて、自分のスタイルをまげられない50代を、採用したいと思う企業はないのです。酸いも甘いもかみ分けた50代だからこそ、経営陣の指示を待たずに、成果をあげるための問題点を見つけ、解決するための方法を考え、行動することができるのですから、若者にはできない企業貢献ができることを、積極的にアピールすべきです。

 ですが、企業によって50代に求めるニーズは少しずつ違うものです。求人票に書かれているのは、業務として求められるニーズだけですから、組織の中でどんな役割を果たすことが企業貢献になるかをリサーチし、即戦力として実績を出すだけでなく、組織改革や人材教育を行う意思があることをプレゼンすると、ほかの応募者に差をつけることができるはずです。応募企業ごとのニーズと、自分のキャリアと専門スキル、強みと志向性を冷静に分析し、プレゼンのポイントをしっかり見極めましょう。

公開日:
最終更新日:2015/04/06